お早うございます。
急に暖かくなってきましたね。
私の自宅周辺では、桜の花もだいぶ散ってしまいました。
新年度を迎え、入学式へ向かう親子連れを見かけることがありました。
私の年齢になると、そのような生活の変化が無くなるので、ワクワクしている方を見ると私自身もワクワクするような気がします。
◆先週の過去問の回答
では先週の過去問の回答から始めることにしましょう。
問 A社は、自ら所有する宅地を売却するに当たっては、当該売却に係る売却契約が成立するまでの間に、その買主(宅地建物取引業者に該当する者を除く)に対して、供託している営業保証金の額を説明しなければならない。
(出典:H24年度試験 問33-4)
答えは「誤り」です。
この問題も、ひっかけ問題ですね。宅建業者と取引をしている際に、何らかのトラブルにより、取引の相手方が損害を被る場合があるかもしれません。その際に取引の相手方が弁済を受けるため、どこの供託所に供託をしているかを知っておく必要があります。
よって、宅建業者は取引が成立する前に、取引の相手方に対して供託先を知らせなければなりません。
しかし、問題のような金額まで説明することは求められていません。
また、この説明は、宅建士でなければいけないという事もありません。
上記も、ひっかけ問題になりそうですね。
それから、本説明は口頭でもよく書面にする必要はありません。
しかし、取引の相手と言う表現をしています。なので、買主だけではなく売主にも説明が必要になります。
最後に、この件も過去に出題されているのですが、本件は宅建業者が取引の相手方である場合は、説明の必要性はありません。
宅建業者への供託による補償は出来ないからです。
供託は一般の消費者を保護することが目的ですので、宅建業者は該当しません。
◆ロシアのウクライナ侵攻開始から約1か月が過ぎた。
ここから、今日のブログの本題に入りたい
どうして、ロシアはウクライナに侵攻したのだろう。ソ連時代は同じ国民だったのではないだろうか。
ゆえに、ロシアはウクライナをロシアの一部と考え、内政にまで関与したかは解らないが独立国として認めていなかったのかも知れない。しかし、ウクライナのゼレンスキー大統領は、欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)へ加盟を望むようになった。
この考えに脅威を覚えたロシア政権(プーチン政権)は、ウクライナの民主化を拒むため、そして、ウクライナを欧米連合に加入させることにより、ロシアが防衛上不利になることを避けるためなのである。
上記の見解は今までの歴史からみても間違いであろう。
◆プーチン大統領を調べてみた
しかし、この視点をプーチンという独裁者、いや、老人を中心に分析したらどうなるだろう。
まずは、プーチン大統領を調べてみよう。
今回は、「ウィキペディア」から情報を得ることにした。
以下「はウィキペディア」からの引用である。
ウラジミール・プーチン
ロシア連邦の政治家。同国2・4代大統領
彼の正式な名前は「ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン」と言うらしい。
ロシア連邦第2・4代大統領(2000年~2008年、2012年~現在)また、1999年から2000まで、2008年から2012年まで首相を務めた。
という事は、1999年から現在まで、ほぼ政権のトップに君臨していることになる。
という事は、ロシアはほぼ自分の意志で動かすことが出来るまでの権力を持った男となってしまったのではないだろうか。
出生は、1952年10月7日。現在69歳。
レニングラード(現サンクトペテルブルク)に生まれる。
レニングラード国立大学で法律を学び、1975年卒業。
KGBの対外情報部員として16年勤務、中佐まで昇進。1991年に辞職し、サンクトペテルブルクで政治活動を開始。
1996年モスクワに移住しエリツィン大統領政権に参加。連邦保安庁長官、連邦安全保障会議事務局長を経て、1999年8月に首相に就任。エリツィン辞任後、大統領代行に就任し、4か月足らずで大統領に初当選。2004年に再選を果たす。
憲法上、連続2期の大統領就任が制限されていたため、2008年から2012年までドミトリー・メドベージェフの下で首相を務め、2012年の大統領選挙で不正疑惑と抗議行動により大統領に復帰し、2018年に再選される。
2021年4月、国民投票を経て、あと2回再選に立候補できるようにすることを含む憲法改正案に署名して大統領任期を2036年まで延長する可能性がある。
この歴史から見ても、かなり強引に権力を自分の物にするために動いていたことが解るのではないだろうか。
そして、長きに渡り政権を牛耳ることにより、自分の力を過信し始めた事と、人間として避けることの出来ない、老化による権力への執着心が今回の侵攻を始めさせた影の理由ではないだろうか。
さらに、自分に対して反旗をかざすウクライナのゼレンスキー大統領への恐怖と怒り、さらには、自分の政権を危うくする存在の欧米諸国への恐怖と怒りも、この侵攻を進める理由になっているのではないだろうか。
◆権力への執着と老化への不安
歴史上で、権力を我手に収めた者は、自分の老いにより目先の事に囚われるようになり、自分を崩壊させている。
プーチン大統領も、長年に渡り政権の中心に居座り、今では彼の側にいる人物で彼に逆らう者はいなくなっているのではないだろうか。
また、そのような声は聞こうとしなくなっているのではないだろうか。
自分の過去の栄光に酔いしれ、いつまでも権力の座に居座り、本来やるべき国民や近隣諸国との友好な外交政策は見えなくなってしまったのではないだろうか。
そして、病気や老いの恐怖が追い打ちをかけ、今回のような蛮行を行わせているのではないだろうか。
人間は、権力を持つとその権力を手放したくないという欲求にかられる。また、老いを感じると不安を抱き、人によっては自分が老いることを認めたがらなくなり、さらに権力にしがみつくようになる場合もある。
自分にとって都合の良い事しか聞きたがらなくなり、自分に対して歯向かうものは自分から遠ざけるようになり、その者に「怒り」の感情が生まれる。
そして、権力によりそのような者を抹殺することを行ってしまう。
何でも、自分の思い通りにしたいがために、自分に取って都合のいい解釈をして、その考えを正当化するようになり、考え方や行動に柔軟性が無くなり、「頑固」と言われる性格に変化してしまう。
ふとしたことが、自分の琴線に触れ烈火のごとく怒りを表す老人が現れるのは、このような背景があるからではないだろうか。
◆ブログの目的が見えてきた
私は、このブログを書き始めた時に、どんなブログにしようかを明確に決めていなかった。
何か興味が湧いたことを、取り留めもなく書いていこうかと思っていた。
宅建試験への挑戦も何か目標を持って学習をすることにより、自分への投資ができるかなと思ったのがキッカケであった。
しかし、資格を取得することが目的なので学習に今ひとつ身が入らないでいた。
試験に合格しても、その知識を使う事が出来るのだろうかと言う疑問が常に合ったのである。
が、私の中で2つの課題が見えてきた。ひとつは「老化」、もうひとつは「怒り」である。
「老化」は、このブログのメインタイトルでも掲げているように、私自身が「シニア」のエリアに達しているので、自分の今後の人生を考えるためにも、「老化」については学ばなければいけないと思っている。
そして、新たに「怒り」について学ぼうと思うようになったのである。今回のウクライナ侵攻は、「老化」と「怒り」が影に潜んでいるのではないかと思えるからである。さらに「不安」も考えてみたい。
これらは全て、マイナスのイメージである。
このマイナスのイメージをしっかりと知ることが、自分を幸せに出来るキッカケになるのではないかと思ったのである。
◆今週の過去問
では、今週の過去問を見てみよう。
今回は「保証協会」から出題された過去問を見てみよう。「営業保証金」と混在してしまわないように、しっかりと理解する必要がある。
問 保証協会から還付充当金の納付の通知を受けた社員は、その通知を受けた日から2週間以内に、その通知された額の還付充当金を主たる事務所の最寄りの供託所に供託しなければならない。
(出典:H28年度試験 問31-3(改題)
今回のブログ記事は、取り留めのない内容になってしまった。
しかし、1日も早く、そしてこれ以上悲惨な殺戮行動が起こらない事を祈る事しか出来ないが、一人の独裁者の蛮行により、多くの罪なき人の生命が失われ、自分の意志に関係なく殺戮をしなければならない人が解放されることを、心より祈りたい。
今日も、最後まで拝読頂いたことを感謝致します。