プーチンは何に対して怒っているのだろう。(試験まで162日)

お早うございます。

ウクライナとロシアの戦争(もう、戦争と呼んでもおかしくない状況になってしまっているのではないでしょうか)は、終わりが見えなくなっています。ロシアの言い分とウクライナの言い分は全く一致しておらず、停戦協議も進展がみられません。

世界中が注目をし、多くの人類が戦争を止めて欲しいと望んでいるのですが、両国の権力者が止めることが出来なくなった戦いを、止めようとはしなくなったのではないかと思えてしまうのは私だけでしょうか。

この状況は、とても悲しいことだと思います。

被害を受けているのは両国の国民だけではなく、全世界の民族が何かしらの被害を受けているように思えるのです。

確かに、クローズアップされているのは、ウクライナの国民が殺されたり、家を焼かれ国外脱出を強制されたりと、とても悲しい思いをしている報道が毎日流れています。

ロシアの国民は直接には命の危機や家を焼かれるような被害の報道は出ていませんが、戦争に駆り出された兵士の家族は、辛い思いをしているでしょうし、戦死した兵士の家族の悲しみはウクライナの兵士の家族と同じではないでしょうか。

私の願いは1日でも早く、この戦いが終わる事だけです。

 

◆先週の過去問の回答

 

では、先週の過去問の回答をお伝えしよう。

先週の問題は下記の問題でした。

 

問 保証協会の社員との宅地建物取引業に関する取引により生じた債権を有する者(宅地建物取引業者に該当する者は除く。)は、弁済を受ける権利を実行しようとする場合、弁済を受けることができる額について保証協会の認証を受けなければならない。

(出典:H24年度試験 問43-4(改題)

 

上記の正解は「正しい」である。

上記の問題は、有る宅建業者から不動産(宅地や建物)を購入しようとしたが、何かしらのトラブルで購入希望者に損害が生じてしまい、その損害を賠償してもらうためには、保証協会へ申請をして賠償額を補償協会から認証されなければいけないという事である。

宅建業法宅建業法64条の8第2項にも記載されている。

覚えておこう。

 

◆「怒り」は生理現象

 

「怒り」を意識し始めてから、「怒り」を学ぶことを始めた。

「怒り」を意識し始めるというのは、ちょっとおかしく思えるかもしれないが、「怒り」は生理現象なので、意識せずに湧き上がってくる。

何故なら、「怒り」という現象は動物が自分の身を守るために持っている本能なのである。

だから、「怒り」は無意識に湧き上がってくる。

先週のブログで、「怒り」は二次的現象であるとお伝えした。

何もなく「怒り」がこみあげてくることは滅多にない。

私を題材にすれば、「怒り」は自分が思った通りの結果が出なかった時に込み上げてくる。

それは、自分自身に対する「怒り」だったり、他人に対する「怒り」だったりと、その時の状況で「怒り」の矛先は変わる。

そして、「怒り」は長続きしない。「怒り」を感じている時間は、せいぜい30分以内ではないだろうか。

何故なら、自分の身の危険が回避されたら「怒りは収まるように出来ている。

 

◆「怒り」が収まらない

 

しかし、まれに「怒り」が収まらず、何日も「怒り」が継続する場合がある。

「怒り」が収まらない原因は、その「怒り」をしっかりと解消していないからである。

例えば、誰かが私のやりたいことを邪魔したとしよう。

解りやすく言えば、体調が悪い時に電車に乗って「座りたい」と思っていたが、空いていた席を他の人が後から割り込んできて、座ってしまったとする。

普段なら「仕方がない」と思えるが、その時は体調も悪く座りたいという思いが強かったので諦めがつかない。

がしかし、その座った方に文句を言う事も出来ないので「怒り」が未消化になってしまった。

こうなると、「怒り」は消化できないため、「怒り」が自分の中に残ってしまう。

すると、その「怒り」は自分の潜在意識に貯め込むことになる。

この貯め込んだ「怒り」は厄介なのである。

その場を離れることが出来ないと、座っている方を睨んだり、心の中で罵ったりと「怒り」が心の中で増幅してしまうのである。

つまり、「怒り」と言う意識の毒素が自分の平常心を抑え込み、以上な「怒り」を増幅させてしまうのである。

睨みつける程度で収まればいいのだが、場合によっては「怒り」が「敵意」と変化して、その人を攻め始めてしまう。これが「口激」である。手を出すほど理性が無くなっているわけではないが、黙っていることが出来なくなってしまう。

自分の中で「私は体調が悪いから座りたかった。でも、貴方が私の席を取って座ってしまった。何故、私の体調が悪いのを解ってくれないの」と言う、身勝手な自己防衛本能が働き、自分を正当化してしまい、相手を口激してしまう。

そして、エスカレートして、本当の攻撃になってしまい「喧嘩」に発展してしまう。

 

プーチンも同じなのか

 

冒頭にも書いたが、ウクライナとロシアの戦争は、プーチンの「パーキンソン病」が原因の一端になっていないかという記事もあったが、あながち間違ってはいないのではないだろうか。

あれだけの地位を独り占めしているのだから、心労は収まらないことは理解できる。

まして、体調が芳しくないのであれば、不安は増長するであろうし、ちょっとした事にも神経をすり減らし、気の休まることはないだろう。

そのような状況が続けば、ちょっとしたことで「怒り」が生じ、常にイライラした状態になっているだろう。そして、自分の国の属国と思っていたウクライナが、自分に反発して西側に寝返ってしまうのだから、「怒り」は頂点に達したのではないだろうか。

その「怒り」を抑えるため、何度か警告を発して自分の思う通りにさせようとしたが、一向に言う事を聞かず、事を進めてしまおうとしているので、ついに我慢の限界に達し、「怒り」は「恨み」へと変化してしまい、「ゼレンスキー大統領」に制裁を加えることになってしまった。

もし、プーチンが自分の中で、「怒り」を消化できていれば、事態はここまで悲惨にならずに済んだのではないかと思える。

 

◆ゼレンスキーも同じなのでは

 

報道では、ロシアが加害者で、ウクライナが被害者となっているが、如何なものかとも思われる。

確かに、人道的に法律的にはロシアの行動は正当化できない。力で圧し始めたのはロシアである。非はロシアの方が大きい。

しかし、ウクライナと言うよりゼレンスキーに非は無いのだろうか。

私も、最初はそのように考えていた。が、現在は、少し変わってきた。

何故なら、彼も「怒り」に制圧され「恨み」に飲み込まれているように思えるからである。

確かに、彼の立場では今の戦いを止めることは難しいだろう。

しかし、やられたらやり返すという思考が見え隠れするようになってきたように思える。

これは、「怒り」を通り越して「恨み」が平常心を抑え込んでしまったのではないかと思える。

こうなると、双方が自分の正義を主張しあい妥協点は見いだせなくなる。

どちらかが、どちらかを殺すまで止めることが出来なくなってしまうのである。

何故なら、双方が自分の主張は正しいと思い、相手がいるから戦っているとなっているからである。

その陰で悲しんでいる、怯えている国民への思いは無くなってはいないかも知れないが、自分の欲の為なら、無視できる精神状態になっていると思える。

何とも、不毛な考え方ではないだろうか。

 

◆「怒り」は無意識な生理現象だが、自己コントロールが必要

 

「怒り」は本能なので無理に抑制すると違った形で潜在意識に残り、より強力な意識に変化して発散されることになるので、上手にコントロールする必要がある。

 

私は心理学者でもないし心理療法士でもないので適切なアドバイスは出来ないが、色々な資料を参考にした知識を書いてみたい。

まずは、「怒り」を認識することだそうだ。

確かに、今までの私は「怒り」を意識したことはない。瞬間湯沸かし器のように「怒り」が沸騰していた。

なので、「怒り」を意識することは大事だと思えた。

「あっ、今、俺は怒っている」と意識出来れば「怒り」をコントロールできる。

そして、「怒り」を感じている自分を客観視する。

「怒り」を感じている自分は、自分の事しか考えていない。いかにも目の前の人を思って怒っているとしているが、意識は自分のことだけである。

相手を思って怒っていると自分に言い聞かせて「怒り」をさらけ出しているだけなのである。

そう考えると、冷静になれる自分が現れる。

私も、切れやすい高齢者の仲間入りの年齢になってきたので、自分を客観視することにより、冷静さを見失わないようにしたい。

 

◆今週の過去問

 

では、今週の過去問を始めることにしよう。

 

問 宅地建物取引業者Aは、自ら売主として、宅地の売却を行うに際し、買主が手付金100万円を用意していなかったため、後日支払う事を約して手付金を100万円とする売買契約を締結したことは宅建業法に違反しない。

 

 

今回も最後までご拝読頂き有難うございます。