ペットロスになりそう

お早うございます。

 

今日は2月11日の土曜日です。

昨日は、雪がふりました。午後には雨になってしまったのですが、午前中はかなり雪が降り、場所によっては白く積もりました。

 

我が家では、火曜日に16年一緒に暮らした愛犬が亡くなりました。

16歳と8か月を共に過ごしてきたので、いなくなった今、家の中が寂しく感じます。

今迄は、こうしてブログの記事を書いている時も、同じ部屋に居て一緒の時を過ごしていたのですが、今はいません。

犬のベッドに入って私の動向を見ていたり、ぐっすりと寝ていたりしていたので、決していつもべったりとしていた訳ではないのですが、いつも居た場所に居ないとその場所がぽっかりと空いてしまって、なおさら寂しさがましています。

私が写真を額に入れてあげたら、妻が花を手向け、好きだったお菓子や果物、花を飾って犬がいつも居た場所のそばに置いています。

これはこれで寂しさを増すのですが、そうでもしないとやりきれない思いが夫婦の中にあるのです。

 

16年という歳月は思っていたより長く、息子が20歳の時に犬が我が家にやってきて、彼は現在36歳で1児の父親になっています。

 

今迄撮りためてきた犬の画像をひとつのフォルダにまとめてみたら、我が家に来た時の幼少の写真もあり、思い出が走馬灯のようによみがえり、妻とふたりで涙を流して語り合いました。

 

具合が悪くなって、たった2日で他界してしまったのですが、具合が悪くなる前日はいつもと同じようにご飯を食べ、具合が悪いという兆候は全くありませんでした。

具合が悪くなった日に病院へ連れて行ったのですが、医師もこんなに早く逝ってしまうとは思ってなく、薬も5日分を用意してくれました。

亡くなって、すぐに医師へ電話をしたとき、医師がびっくりしたようで、暫く絶句しており、「何もしてあげられなかった。まことに申し訳ない」と言って頂けました。

トリミングもやっていたので、事細かなケアもお願いしていた病院なので、長い歳月の関わりをして頂いていただけに、医師も辛かったのかもしれません。

休診日にもかかわらず、昼間の時間にわざわざ様子を聞くために電話をしてくれていました。

亡くなったのは9時44分でしたので、その時間に報告として留守電をいれたのですが、5分後に電話を頂きました。

その医師には感謝しかありません。

 

ペットが亡くなることは、大事な家族がなくなるのと同じなので、その悲しみは大きい事はペットを購入したときに覚悟はしていたのですが(小さい時にも犬を飼っていて看取りをしていたので)、私の年齢が高齢化してこともあるのでしょうが、そのショックはおもったより大きく、ペットロスとまではなっていませんが、無意識に犬の事を考えて涙を流してしまいます。

考えてはいけないのですが、死んでしまったのは、「もっと気を使ってあげれば、まだ死なずに済んだのでは」とか、「もっと一緒に居る時間を大事にしてあげればよかった」と後悔をしてしまい、自分を攻めてしまうのです。

また、何かをやる気力がなくなり、食欲も減退してしまうことにもなります。

私は、昨日まで眠りが浅く、すぐ目が覚めてしまいました。

「眠いんだけど眠れない」、一緒に寝ていたので、隣に犬がいない不安が襲ってくるのです。

今日はお休みですが、妻はお仕事なので私が家で1人いるのですが、今迄は犬と一緒だったので、寂しさも感じませんでした。

しかし、今日は1人になってしまいます。

子供のようなことを言っていると思うのですが、多分これがペットロスなのだと思います。

これ以上、この状態が悪化しないように、自分をコントロールしなければならないと自覚はあるのですが、何とも不安です。

出来るだけ空白の時間を作らないようにする事と、ネガティブな考えをしないようにする事が大事なのかなと思っています。

そして、時間を味方にして、時間を掛けて解決していかなければとも思っています。

私もちょっと思ってしまったのですが、「一緒に死んでしまおうかな」という思いが出てしまうこともあります。

この思いが強くなると、うつ状態になってしまうのかもしれません。

そのくらい、喪失感は強いです。

なので、今日は自宅にいないで外へ出かけようと思っています。

幸い、昨日のように雪ではなく晴れるようなので、散歩を兼ねて画材店を梯子してみようかなと思っています。

それと、公園にも行って花が咲いていたら写真を撮ってこようとも思っています。

明日の日曜日もお散歩に出かけるつもりです。

今迄は、犬が居たので、なるべく自宅で過ごすようにしていましたが、暫くは外出をして1人だけの時間を少なくするように意識したいと思います。

外にでれば、何か刺激もあるでしょうし、帰ってからその刺激を絵に表すことに集中できるかもしれません。

 

いつまで悲しんでいても、犬は喜ばないでしょうから、元気に過ごせる努力をしていきたいと思います。

 

昨年の11月に撮影した写真を描いてみました。写真を撮られたことに驚いたようです。

昨年の11月に撮影した写真を描いてみました。写真を撮られたことに驚いたようです。