お早うございます。
今日は4月21日の日曜日です。
時間は午前4時30分です。
短い春が終わりを告げようとしているようですね。
気温は急激に上がり、5月下旬並みの気温となって来ました。
春と秋が短くなり、夏と冬が長引くと言われているようですが、その言葉が実感できる毎日ですね。
私は毎朝、午前2時15分に目覚めます。
目覚ましはセットしているのですが、目覚ましより10分位早く目が覚めてしまいます。
個の習慣は1年以上続いています。
我が家の愛犬が他界してから、この習慣になりました。
朝というより深夜ですね。
2時15分に目覚め、ベッドを抜け出して歯磨き洗顔を済ませて、電子レンジでコップ1杯の水を温めて、リンゴ酢と蜂蜜を大匙1杯ずつ入れて、ほっとドリンクを作ります。
そして、PCの電源を入れてメールのチェックをしてから、YouTubeで音楽を流します。
以前は好きなアーティストのチャンネルを選んでいたのですが、最近はピアノ伴奏の癒し系の音楽を流しています。
好きなアーティストの音楽でもいいのですが、心地よいピアノの調べが流れていると、とても心が落ち着いて、気持ちがリラックスできるように思えるのです。
当然、早朝(深夜)ですのでボリュームは絞り気味で聴いていますが、すぐ後ろで流れているので問題はありません。
流れている音楽を聴きながら、絵を描いています。
時間にすると1時間30分位の時間ですが、
この時間は私にとってはとても有効な時間になりました。
とても心が落ち着くのです。
絵を描いている時は、絵に没頭していますから何の雑念もありません。
こんな時間に絵を描いているのですから、当然スケッチをしている訳ではありません。
描きたいと思った風景を求めて、出掛ければいいのですが、なかなか時間が作れないのでネット上にある、著作権フリーの無料画像を閲覧して、気に入った写真をダウンロードしています。
その写真をプリントアウトして、100均で購入したセルロイドの下敷きに貼り付けて、100均で買ったスマホスタンドに立てかけて、その写真を見ながら絵にしています。
自分が描きたいと思った風景を選択している時間は、その場所へ行った気分になれるバーチャルトリップになっています。
また、どのように描こうかとも考えている時間です。
誰にも邪魔されず、自分だけの思いにふける事ができる、この時間は私にとってはかけがえのない貴重な時間です。
深夜ですので、流れている音楽位しか音はありません。
静かな空間で、自分だけの時間を楽しむという行為は、とても大事な時間です。
定年を迎えて、やることが無いと仰っている方が沢山いると、ネットのニュースで読んだことがあります。
会社に行っていないと、自分の存在価値が見いだせないと悩んでしまう方もいるということです。
その気持ちは解らないでもありません。
私は今でも週6勤で働いています。
完全なお休みは日曜日だけですから、現役の時より働いている日は多くなっています。
だからこそ、一人の時間を大事にしたいと思うようになりました。
私の現在の仕事はマンションの管理員です。
勤務体制は1人で午前9時から午後5時まで勤務する体制です。
つまり、1日中1人で業務をしているのですが、居住者の方とお会いしますので、会話はよくします。
ですので、勤務中は1人で管理室に居ることもありますが、全く1人という感覚ではありません。
誰にも邪魔されず、自分の思うように過ごせるのは、この朝の時間だけです。
私はこの朝の時間がとても楽しいですし、充実した時間だと思っています。
絵を描いている時は絵の事だけを考えていますし、文章を入力している時は文章の事だけを考えています(当たり前か)。
また、日曜日も私だけの時間となっています。
週6日も働いているのだから、日曜日は妻と過ごすようにすればとも思いましたが、お互いやりたいことがありますので、自分の時間を優先するようにしています。
ですから、日曜日は食事の用意もして貰っていません。
全く、別行動を取っています。
今迄、30年以上も365日の食事の面倒をして頂いていました。
だから、最近は朝ご飯を自分で用意するようになりました。
角パンを焼いてトーストにして、インスタントのコーヒーを作り、フルーツを切るだけの朝食ですが、毎日同じ分量を食べています。
朝食で使うフルーツ(リンゴとバナナだけですが)は、自分で買ってくるようにしています。
日曜日の昼ご飯は、ご飯だけ炊いてもらい、おかずは自分で作るようにしています。
自分の食べたいものを買ってきたり、作ったりするのも楽しいものです。
この時間も1人の時間です。何が食べたいかを考え、自分の財布と相談をしながら、スーパーで購入をするというのは、とても頭を使います。
こんな大変なことを、毎日やってくれていたのかと思うと、妻には本当に感謝しかありません。
1人の時間を作るという事は、色々な気付きがあります。
定年を迎えて5年が過ぎました。
週6勤で働いてはいますが、自分の時間は増えました。
その時間をどのように有意義に使うかは自分次第です。
私はあえて、自分の時間を増やそうと思い、毎朝に食事とお仕事が休みの日の昼ご飯は自分で用意するようにしました。
余談ですが、お仕事が無い日(祭日や日曜日)の夕飯は食べないようにしました。
妻に夕飯を作ってもらわないためではなく、自分の健康の為なのです。
どうしても、休みの日は動かない時間が増えてしまいます。
朝から、机に向かって絵を描いていたり、本を読んでいたりと、自宅で過ごす時間が増えてしまい、運動不足になりがちなのです。
それなのに、朝ご飯、昼ご飯、夕ご飯と食べると、食べ過ぎてしまうようで、翌日の朝がスッキリしなかったのです。
だったら、お休みに日は夕飯を食べるのを止めようと思ったのです。
妻は反対しましたが、取りあえずやってみて支障があるようなら、食べるようにする事で始めてみました。
始めてみると、休み明けの体調がすこぶるいいのです。
身体が軽いし、胃もたれのような不快感は無くなりました。
体重も減りました。やはり66歳と言う年齢になると、若干の減食は必要になるのだと実感したのです。
妻はお休みに日でも1人で夕飯を食べていますが、自分の好きなものを好きな量で食べることが出来るようになったので問題はないようです。
年齢を重ねていくと、生活習慣を変えなければならない時があります。
お互いを尊重しあい、互いの時間を大事にしてあげる。
価値観も変化してきますし、無理のないような生活様式の変化は、夫婦を続けていくには大事なのではないかと思っています。
そのためには、1人の時間を大事にして、自分の時間を楽しむように出来ればいいのではないでしょうか。