「年齢」の考え方

今年の夏は異常に暑い夏でしたね。猛暑日が16日もあったようです。

さすがに体に応えた暑さでした。

今朝はだいぶ涼しく感じられる朝です。

とにかく、今年の夏は猛暑と豪雨という極端な気象現象が起こりました。

何がそのような異常気象を起こさせたのでしょう。

 

今回のブログは、年齢について考えてみようと思っています。

内容は、

「年齢」ってなんなんだろう

「加齢」とは

「老齢」は何歳から

です。

 

私も「年齢」についてしっかりと考えたり調べたりしたことはありませんでした。

誕生日がくれば、ひとつ歳を重ねていくという考えが当たり前で、真剣に考えたことが無かったし、そんなこと考えなくても何の問題もないので、考えることがおかしいと思えるかも知れませんね。

 

「年齢」ってなんだろう

 

「年齢」とは、今の時点で生まれた時から何年が経過しているか、という時間の経過を表す時に使うのが正しい使い方ではないかと思っているのですが、如何でしょうか。

 

2週間ほど前に、あることが理由で警官に生年月日を尋ねられましたので、「1958年●月●日」と返答しましたら、「年齢は、今日現在で63歳ですね」と確認されました。

履歴書などにも年齢を記入する欄がありますが、「記載時の年齢」と書かれている書類を見かけることがあります。

つまり、「年齢」とは誕生してから「今」までの時間経過をいうのかなと思いました。

 

Webで調べたら、「年齢とは」ではヒットせず、「満年齢とは」でヒットします。

ですので、私なりの見解を書かせて頂きました。

 

私が幼少の頃は、「満年齢」と「数え歳」の2種で年齢を表現していたのを記憶しています。

特に、祖父や祖母は「満年齢」ではなく、「数え歳」で表現していたように記憶しています。

2022年の現在では、「数え歳」と言われても解らない方が多いでしょう。

殆どが「満年齢」で表現します。

「満年齢」とは、誕生してから1年目の前日、つまり1月1日に誕生した方は、前日の12月31日の11時59分を過ぎると(1月1日の午前0時)1歳年齢が増えるという考え方のようです。

それに対して「数え歳」は誕生した日が「1歳」となり、翌年の正月(1月1日)に1歳が追加されるという考え方です。

という事は、極端な例として12月30日に誕生した人は、12月30日に1歳になり、1月1日に2歳になってしまうことになります。

現在では「数え歳」を使う事は、殆ど無くなったようで、節分の厄年などで使う事があるくらいではないでしょうか。

 

つまり、「年齢」とは誕生した時点からの時間経過を表した数字ということです。

                                                                                                                                      

「加齢」とは

 

「年齢」は誕生からの時間の経過であることは理解できたでしょうか。

私の年齢になると「加齢」とか「老齢」などという言葉に敏感になってきます。

では「加齢」とは、どんな意味があるのでしょうか。

漢字から想像すると「歳を加える」ですので、単純に「歳をとる」ことなのでしょう。

Webで調べると「加齢とは物理的な時間の経過を指す」とあります。

つまり、「年齢」と同義語と考えてもよさそうですね。

しかし、年齢記載欄に「加齢記載欄」とは書かれていません。

「加齢」は「老化」と同義語として使われることもあるようですが、「老化」とは全く違うそうです。

例えば、生年月日が全く同じだった場合、生存している時間は全く同じ時間になります。

厳密に言えば、同じ時間(秒まで)でないと全く同じとは言えませんけど。

余談ですが、そう考えると世界中に私と全く同じ時間を過ごしている人はいるのだろうかという事を考えてしまいました。

出来れば、会ってみたいですが、私が誕生日の何時何分何秒に生まれたのかが解りませんので無理ですね。

高校生の時に、同級生で誕生日が同じの友人がいました。身近で誕生日が同じ人に合えることでも珍しいかもしれません。

 

話を戻しましょう。

私たちが良く使う「歳をとる」は「加齢」に近い表現ですね。

「加齢」も「年齢」も、物理的な時間の経過を表現することのようです。

 

「老齢」は何歳から

 

では「老齢」とは何歳から何でしょう。

「老齢」は年齢を重ね「老化」が始まった時点で言うのでしょうか。

では、「老化」は年齢で判断できるのでしょうか。

この回答は、Webに沢山の回答があります。

「老化」と「年齢」の因果関係は全くないとは言えませんが、ある年齢になると「老化」が始まるとは言えないようです。

「老化」と「老齢」は同義語ではないようです。「老化」医学的に人体が「老化」を始めた時点から始まるようです。

「老化」は誰でもでる症状ですが、人によって個人差があり、始まる時間や症状も違うようです。

「老齢」の年齢については、生物学的にはいつからという制限はないようですが、社会通念上では、65歳からが「老齢」と定義されているようです。

例えば、定年退職年齢は65歳とされています。また、老齢年金の支給も現在では65歳となっています。

健康で元気でも、「老齢」と判断されるようです。

しかし、この定義も永遠でなないでしょう。

何故なら、元気で若々しい65歳の方か沢山いますし、特に女性はとても65歳には見えない方が増えています。

しかし、それなりに努力をしないと若年でも「老化」は始まるとも書かれています。

 

出来る限り、生物学的な「老化」を遅らせ、健康で元気な高齢時代を過ごしたいものです。

 

そのためには生活習慣に気を使い、健康な身体を維持する努力をしなければなりません。

 

年齢が高齢になったからといって、仕方ないと諦めるのではなく、元気に過ごせるための知識を学び、楽しい高齢時代を過ごしましょう。