お早うございます。
今日は5月14日の日曜日。
時間は4時23分です。
どうしてでしょう。最近、週末になると雨になることが多くなっています。
折角の週末、しかも5月なのに週末が雨では気持ちが沈んでしまいますよね。
朝に太陽を見ることが出来ない日は、心が沈んでしまいませんか。
出来ることなら、朝日を浴びて清々しい気持ちで一日を始めたいですよね。
もっとも私が起きる時間は、夏でもまだ暗い時間帯なので、朝日を浴びて目覚めるという事は殆どありません。
しかし、外が段々と白んできて明るくなってくるのを見るのは、とても大好きです。
何か、今日が始まったなと思えて、気持ちがよくなります。
でも、雨の日や曇りの日は、明るくなる時間が遅くなり、爽快な気持ちになることが出来ません。
天候と気持ちはとても影響しあうものなのですね。
では何故、天候が気持ちに対して、影響するのでしょう。
医学的に言えば、朝日を浴びることにより脳に幸せホルモン等が分泌され、気持ちが高揚して気分が高まるとあります。
確かにそうなんでしょう。動物は太陽の光を浴びることにより、代謝が活発になり生命力が上がるそうです。
急に話題が変わりますが、私は表情が怖いと良く言われます。
特に妻からは、何かに夢中になっている時の表情は、近寄りがたい時があると言われてしまいます。
私自身は、そんなに意識していないのですが、どうもそのようです。
というのも、前回の芝居の稽古の時、演出から「芝居はうまいが表情が硬くて顔が怖い」と言われてしまいました。
台詞を上手に言おうとして、夢中になって表情が強張ってしまったようです。
同じようなことを過去にも言われたことがあります。
それは、まだ私が定年前の事です。
私は、そんな表情をしているとは思わなかったのですが、ある朝、スタッフの1人から「何故、いつもそんなに怖い顔をしているのですか?」と質問をされたことがありました。
その時の私は、20人ほどのスタッフを総括するポジションに就いており、会社の中でも重要なポジションでした。
毎日が忙しく、常に気を張り詰めていたのです。
私の性格は極端なところがあり、自分に高いハードルを作ってしまい、いつも完璧を望んでしまうのです。
今でも、その性格は治りませんが、当時に比べればだいぶ減りました。
しかし、何かがきっかけでその性格が現れてしまうようです。
そのきっかけは、自分勝手な思いが殆どです。
この思いが自分だけで済まされているのならいいのですが、まれに他人をも巻き込んでしまう事があります。
自分だけで出来ないのだから諦めればいいのですが、それが許せなくなることがあります。
そんな時は、気分が落ち込んでいる時や、何かに囚われていて考えが固定化されている時です。
つまり、周りが見えなくなっている時です。
自分の中に意識が入ってしまい、状況判断が出来なくなっている時は、表情も険しくなり、言葉も乱暴になってしまうのです。
40代を過ぎた頃からの私は、表情が険しくなり、顔に感情が現れにくくなってきたようです。
そうなると、心に余裕もなくなり他人の話を聞くことも出来なくなり、酷い時は何を言われても攻撃されていると捉え、相手を攻撃してしまう事さえありました。いや、今でもあります。
特に近親者(今は妻です)に対しては、やりがちです。
そんな時の表情は、険しくなり(当たり前ですね)、笑顔が無くなっていて、何を見ても楽しいと思えなくなっています。
この症状は脳の老化によって起こる現象だという事が解りました。
しかし、私は脳が老化した原因は加齢だけではなく、私の顔の表情にも問題があったのではないかと思っています。
脳と心理、表情と感情は密接な関係ではないでしょうか。
感情の変化で表情が変わり、表情の変化で感情も変わる。そして、その指示をしているのが脳なのかも知れません。
つまり、脳が感情をコントロールできなくなると、表情が乏しくなり感情を出しにくくします。
また、脳に何かしらのトラブルが起こり、脳自身が感情を出せなくなる状態になる場合もあります。
すると自分の心理にも変化が現れてきます。
感情が安定しなくなると、心理も安定しません。無意識に落ち着きが無くなり、攻撃的になってしまいます。
これがいわゆる「脳の老化現象」に繋がる事になります。
40代、50代の頃は、この現象に気付かずに自分の性格だから仕方ないと諦めと開き直りがありました。
でも、自分で意識することが、とても大事なんだという事に気付いたんです。
意識して自分を見つめ、今、どのような表情をしているか、どんな心に「揺らぎ」があるのかを自問してみようと思います。
これも終活になるのではないかなと思っています。
自分をしっかりと見つめて、周りに迷惑を掛けることの無いように生きていく。
人生を満喫するためには、絶対必要な心掛けではないでしょうか。
そのためには、表情を意識して豊かな表情で一日を過ごすことが大事だと思います。
朝の一日の始まりで、表情を意識して、さらに自分の感情を感じる時間を作りたいと思います。
この記事の内容は、医学的見地からでは間違った表現があるかもしれませんが、あくまでも個人の表現ですので、ご理解を頂きたく存じます。