お早うございます。
今日は3月3日の日曜日。桃の節句ですね。
お雛様を飾られているお家もあるでしょね。
年齢を重ねたせいか、月日の経つのが早く感じられます。
最近、よく「新NISA」の話題を耳にします。
私は「NISA」を5年程前から運用しております。
「NISA」を始める時60歳でした。
その時考えたのが「60歳から投資を始めても、どうなんだろう」という事です。
私自身は、投資についての偏見はあまりありません。
しかし、60歳まで投資をするという考えを持つことはありませんでした。
理由は投資をやるという環境とチャンスが無かったのです。
40代の頃から、投資には興味があったのですが、どうすればいいのかが解りませんでした。
信託銀行に口座を作った事もありましたが、投資を進められたことはありませんでした。
多分、口座にあまりお金を入れなかったからと思います。
それでも、10年物の国債を購入して、10年間は所持していました。
銀行に預金しているより、利率が良かったというのが国債を購入する理由でした。
10年で償却をして、口座は閉じてしまいました。
当時は株を購入するには、ある程度の金額を用意しなければなりませんでしたし、株の知識が無かったので、株を購入するという考えは無かったのです。
私のような知識の無い人間には、株式投資は敷居が高い世界だったのです。
しかし、NISAが登場して投資の敷居が、だいぶ低くなったように思います。
また、インターネットが急激に普及して、証券会社や信託銀行に行かなくても購入できる環境や、定額での購入や積立購入という環境が用意されたのも大きいのではないでしょうか。
私は、ファイナンシャルプランナーの3級と2級の資格を取得した事もあり、投資と言うものある程度学習したので、知識も備わったという点もあったのかも知れません。
まず、私が疑問に思った60歳から投資を始めてよかったかという点ですが、これは良かったと思っています。
取りあえず、自分で自由に出来て、万が一、運用がマイナスになってしまっても生活に支障がない程度の金額で始めました。
それでも、銀行や郵貯に預けるよりは桁違いの運用成績を上げています。
でも、もし、現在のような環境が30代位にあったなら、迷わず投資を始めていたかも知れません。
と今だから思いますが、環境が整っていても、私にその気が起こらなかったら、投資はしないでしょう。
始めようと思った時が、ベストタイミングなんだと思っています。
なので、60歳を過ぎても投資は始めた方がいいのではと思います。
特に、現代のように経済が安定しない時代は。現金を持っていても、お金の価値が安定しませんので、お金を上手に運用しないと宝の持ち腐れになってしまいます。
さらに、高齢化すると働く環境も狭くなり、労働による収入確保が難しくなります。
その際、不労収入として投資をしておくのも。大切な収入源の確保ではないかと思います。
「新NISA」は投資を始めるには、とても良い商品だと思います。
しかし、「新NISA」は商品でありながら、実際に投資をするのは、その中にある株式や投資信託ですので、株式や投資信託の知識を得ること、「新NISA」のメリットやデメリットについては、しっかりと知識を得なければなりません。
そこが、銀行や郵貯で取り扱っている預金や貯金と違うところです。
特に、株式や投資信託については、沢山の銘柄があります。
どの銘柄を購入するかは自己責任です。
しっかりと勉強しなければなりません。
また、取引に必要な諸費用も、商品によって異なります。
この諸費用は。投資をする際に大きなウエイトを占めますので、しっかりと理解しておく必要があります。
また、運用に仕方も大事です。
「新NISA」を活用した投資は、短期決戦のキャピタルゲインではなく、長く商品を持って運用利益を確保するインカムゲインの投資方法が向いています。
このように、キャピタルゲインとかインカムゲインなどという独特の言葉の意味も理解しなければなりません。
自分だけで勉強が出来ない様であれば、そのような疑問に答えてくれるサイトやセミナーが沢山ありますので、自分に合ったサイトやセミナーにアクセスしたり参加するのもよいかもしれません。
しっかりと知識を学び、自分の裁量でコントロールできる金額を投資することが出来るのであれば、投資は怖い物ではありません。
まずは、少額からの投資を早い時期から始めると、必ずメリットはあると思います。
今日が人生の中で一番若い時と、誰かが言ってました。
高齢になったから、投資なんてなどと言わず、興味を持ったなら、ぜひトライしてください。
きっと、何かが得られると思います。