今日は2022年2月25日です。
クリスマスです。
しかし、この記事を投稿する日は2023年1月2日ですので、ちょっと早いですがタイトルは新年の挨拶とさせて頂きました。
さて、今年はどんな1年になるでしょうか。
私は、健康で楽しく過ごせる1年にしたいと思っております。
当ブログを読んで頂いたい方の幸多い1年をお祈りいたします。
では、今日の記事に戻りましょう。
先ほど書きましたように、現在は2022年12月25日のクリスマスで、日本海側は記録的な大雪になっているようです。
寒さは厳しいですが、太陽の恩恵を受けているのは東京と神奈川と千葉位ではないでしょうか。
その他の地域は雪が降ったりして、天候が荒れているようですね。
大雪で停電や日常に支障が出ている方々は、大変な思いをされているようです。
心よりお見舞い申し上げます。
2022年は、世界情勢や経済が安定しない1年だったように感じます。
ロシアとウクライナの戦争、台湾と中国の問題、急激な円安や燃料や食品原材料の高騰による、物価の高騰。
我々、庶民の生活はかなり厳しい状況になっています。
我が家も、昨年に比べ生活費や光熱費が、かなり大きな変化をしています。
電気代は、アプリを使い使用料を確認しています。
消費量は節電をして減らしているのですが、電気料金は昨年よりかなり上昇しています。
ガス代については、倍になっている状況です。
かなり厳しい状況ですね。
しかし、嘆いてばかりいても仕方がないので、現実は現実として受け止めて、なにか前向きになれるような事を常に捜しています。
そこで、今日は我が家の愛犬「クィーン」を紹介します。
前々回のブログ記事に、私が描いた彼女の絵を貼りましたので、ご覧になってください。
彼女(メスですので。)は、今年16歳のパピオンです。
確か15年前の1月1日に我が家にやってきたと記憶しています。
妻が、近所のペットショップで彼女を見つけ、1月1日に購入したことを覚えています。
購入した時は、1歳になっていたのではないでしょうか。
店員さんが、「長いあいだ買い手が付かず、このままでは売り物にならなくなるので、どうしようか」と言ったことを覚えています。
値段も格安でした。
購入するため、夫婦でペットショップに行き、
手続きをしている間、搬送用の段ボールに入れられていたのですが、段ボールの蓋を頭で押し上げて、顔を出していたことを覚えています。
蓋が開いてしまったのですから、逃げ出すことも出来るのに、頭だけ出して段ボールの中で大人しく待っていました。
その時の印象は、大人しい子なのかなと思った事を覚えています。
無事、手続きが済んで会計を終わらせ自宅へ連れ帰り、一緒に購入したゲージに入れ、水とご飯を用意して様子を見ていたのですが、
水もご飯も食べようとしません。
おしっこもうんちもしないので、心配になりました。
多分、犬や猫を購入された方であれば、必ず、ご飯や水を口にしてくれるか、排せつは出来るかを心配すると思います。
我が家も同じでした。
彼女も、緊張していたのでしょう。
ゲージの出入り口は閉めずに開けて置いたのですが、出ようとはせずゲージの中で、我々の様子と家の中を見回していました。
確か午前中に購入したので、午後には自宅に連れてきたのですが、夕方までは飲食はせず、排せつもしなかったと記憶しています。
でも、お腹が空いたり喉が渇けば水もご飯も口にするだろうと思っていたので、あまり意識しないで、好きにさせていました。
一番、面白かったのは、緊張して疲れてしまったのでしょう。
とても眠そうなのに寝ようとせずに、ゲージの中で、一生懸命に起きていようとして、睡魔と闘っている様子でした。
もう、眠たくて目を空けていることが出来ないのに、一生懸命に目を空ける様子はけなげに感じました。
だけど、睡魔には勝てなかったようで、気付くと、毛布の上で寝ていました。
その日は、ゲージでゆっくりと寝たようです。
翌朝、ゲージを覗いてみると、まだ寝ているようで、ちかづいても起きませんでした。
暫く、そのままにしておき、朝ごはんと水をゲージの手前に置いておいたら、ゲージから頭だけ出して、ご飯と水を口にしていました。
トイレはゲージの中に置いておいたので、そこでするかなと思っていたのですが、いきなり、窓際に駈け出して吠え始めたので、庭に連れ出してあげると、庭でおしっことうんちをしてくれました。
別に教えた訳ではないのに、自分から排せつは庭でするようになったのです。
我々は、その行動にとても助けられました。
と言うのも、おしっこシートを購入する必要が無く、うんちも外でするので、100均でビニールの小さな袋を購入して、燃えるゴミの時に一緒に捨てるだけで済んだからです。
庭に出ると、なんにでも興味があるようで、色々な物の匂いを嗅いだり、庭にいる昆虫にちょっかいを出したりして遊んでいました。
あるとき、急に顔を足でかき出したので見てみると、鼻に大きな蟻が噛みついていたのです。
これには驚きました。慌てて蟻を取り除いてあげました。
多分、結構痛かったのでしょう。
それ以来、蟻にちょっかいを出すのは止めたようです。
犬や猫は窓際が好きなのは、誰でも知っていると思いますが、彼女も窓際が好きで、良く窓際で外を眺めていました。
今は、高齢になって全く眺めなくなりましたが。
それとソファがあるのですが、そのソファの上で寝るのも好きで、場所を決めて良く寝ていました。
今ではソファには乗れなくなりましたが。
あるとき、散歩に夫婦とクィーンで出掛けた事です。
何か、後ろの右足を地面につけない歩き方をしているのに気付きました。
最初は、肉球に傷でもあるのかと思い、肉球をみたのですが、傷はないのでどうしたのかと思って見ていたのですが、日々、足を地面につけなくなり出したので、心配になって病院に連れて行きました。
獣医は、すぐにレントゲン撮影をして、後ろ足の骨の異常を見つけてくれました。
右後ろ足の股関節に異常があり、炎症を起こしていたのです。
すぐに入院をして手術をすることになりました。
手術は、炎症の起こっている関節の大腿骨の先端(骨が変形している部分)を切り落す手術です。
私は、この子は歩けなくなるのかと、愕然としました。
手術は3時間位掛かったそうです。入院も1週間でした。
自宅へ戻ったときは、右足の体毛が剃られており、15cm位の傷がむき出しになっていました。まだ抜糸はされていなかったので、糸もついており、痛々しく感じました。
本人は、そんなことは全く意識していないように、自宅へ戻れたことが嬉しかったのでしょう。
窓際に座り、外を眺めていました。
獣医からは、手術はうまく行って回復も早いので問題は無いと言われましたが、股関節の骨を切っているので、歩くのに支障がでるのではないかと心配しましたが、若いので骨が元の状態に戻るから大丈夫と言われました。
私は、その言葉を信じることが出来なかったことを覚えています。
しかし、医者の言ったことは正しく、術後3か月目には庭を走り回っていました。
さらに面白いことが起こりました。
あるときから、彼女は我々夫婦の間で一緒に寝るようになったのですが、あるとき、妻が寝ていると、彼女(妻)の顔を足でたたくようになったのです。
さらに、私とクィーンが先にベッドに行くと、妻の枕の前に陣取り、妻がきてもどこうとしません。それどころか、妻が寝ようとすると怒るようになり、前足で妻の顔を叩いてどかそうとしだしたのです。
これには、妻も呆れてしまい、幸い息子が自宅を出て1人暮らしを始めたので、彼の部屋が空いており、彼の使っていたベッドや寝具もあったので、妻は息子の部屋を自分の部屋にして、その部屋で寝起きを始めることになりました。
何と、買主を追い出してまで、自分の寝る場所を確保するという強者になってしまったのです。
拘りが強く、妥協をしない性格。
嫌なものは嫌というはっきりとした性格。
しかし、私も妻もクィーンには慰められた16年です。
彼女が居るから笑いが出ました。
息子は、「この家は何でも犬が中心なんだね」と言うくらいです。
そう言った本人も、帰ってくると犬を可愛がっていました。
そのクィーンも来年で17歳。
かなりの老犬になりました。体力はまだまだ元気ですが、軽い認知も出てきて、目は白内障、聴力もかなり落ちてしまいました。
1日の大半は自分のベッドで寝ています。
排せつも我慢が出来なくなると、どこでもしてしまいます。
最近は寝ながらおしっこをしてしまう事もあります。
軽い徘徊も始まりました。
全く人間と同じです。食欲はまだありますが、食べる量はだいぶ減りました。
歩くときもよろけるようになり、良くしりもちをついてしまいます。
妻とは、いつまで一緒に居られるかと話すようになりました。
そして、出来るだけ長く一緒にいてあげて、元気に過ごしてもらう事を願っています。
私達にとっては大切な家族です。
2023年も一緒に暮らすことができ、2024年の元旦を一緒に過ごせることが出来ることを願うだけです。