3年ぶりに復活

お早うございます。

 

今日は3月26日の日曜日です。時間は午前3時11分。

 

先週は色々なニュースがありましたね。

WBCで日本が優勝したことは、日本中が歓喜に沸きましたね。

何か久しぶりに笑顔があふれたニュースでしたね。

チーム全体が素晴らしかったけど、大谷選手はプレーだけでなく、その振る舞いも素晴らしかったですね。

ダルビッシュ選手、村上選手、佐々木投手等、挙げれば全ての選手の名前が挙がってしまうほど、素晴らしい選手が集まったチームでした。

それをまとめた栗山監督も素晴らしい監督で、歴代の監督史上でも忘れられない監督となるでしょうね。

 

インターネットのニュースでは、「侍ジャパン」のベンチにゴミが落ちていない事や、相手チームへのリスペクトが話題にもなっていました。

強いだけでなく、細やかなところにも気を使う事が出来るという事は、極めた者たちの人格を表すのでしょう。

彼らのような振る舞いは、年齢に関係なく自分を成長させていく過程で培われたのであれば、私も見習いたいと思いました。

もうすぐ65歳になりますが、これからでも人としての振る舞いを意識していきたいと思います。

 

それに比べ、某元参議院議員の振る舞いは醜いばかりですね。

今迄行ってきた醜態のせいで、家族まで巻き込んでしまう事になったら、涙ながらに「家族を巻き込むな」と訴えていましたが、結局、妹さんの名義の口座を利用していたことが発覚してしまい、言動と行動が全く一致していないという有様。

本当に自分勝手で、何の計画性もないという事が露呈しています。

彼の言動の中に「自分も犯罪者みたいになって」という言葉があったようですが、この言葉からも解るように、彼は自分が行ったことでどれだけの人に迷惑を掛け、傷つけたかは理解していないようです。

常に自分の事だけを考え、周りから助言を受けると、自分の損得勘定だけで考えていたのではないかと推測されます。

だから、某党首から「帰らなくてもいい」とか「登院しなくてもいい」と言われたと、自分の考えではなく「誰か」が主語になった泣きを口走ってしまうのでしょう。

 

確かに、人は自分を正当化させるためであれば、どんな言い訳でもしますし自分を正当化するような思考が働きます。

ですので、彼が言っていることもすべてを否定できるものではないのかも知れません。

が、あまりにも稚拙です。51歳の方の言動とは思えません。

 

さらに「悪」は、そのような輩を自分の私欲のために利用する某元党首ではないでしょうか。

彼は、某元議員が辞職(もしくは除名)しても、何のデメリットも無いシナリオを書き上げて、彼を利用したのではないかと思えるのです。

現に彼は、何の不利益も被っていません。

都合のいいところで、自分は表舞台から消え、新たな傀儡を用意して、うまい汁だけが吸える位置に座りなおしているだけです。

このような輩こそ、しっかりとした制裁を与えるべきでしょうが、彼は表立った罪を犯しておらず、仮に犯したとしても致命的な罪ではなく、自分の立場を脅かすような事はしません。

それどころか、しっかりと次の動きも考えて著名人を利用したり、互いの利害関係を共有したりして、自分に危害撫でない様にしています。

某元議員は、それに気づかず利用されたうえで捨てられたのではないでしょうか。

さも、彼の尻拭いをしているように動いていますが、これもすべて「計算づく」での行動でしょう。

なんともしたたかな方です。

 

さて、話題を変えます。

実は私はコロナ禍が始まる前に、某劇団に所属していました。

最初に劇団に所属したのは40代の頃で、この劇団はお金を頂いて劇を見て頂く営利集団でした。

演出もしっかりとしており、上演する劇場も固定の劇場を持っていました。

しかし、事情があって、その劇団を退団しなければならなくなり、暫く演劇から遠ざかっていたのですが、55歳の時に別の劇団が団員を募集していたので応募したのです。

その劇団は営利を目的とした団体ではなく、ボランティアを主体とした活動がメインでした。

団員が手弁当で道具や運営費を持ちより、地域の老人ホームやイベントに参加して、劇を見てもらう事が主な活動です。

練習の場も、地域にある舞台を持っているような会館を借りて行っています。

しかし、4年ほど前に始まったコロナ禍の影響で、活動が出来なくなってしまいました。

わたしも、暫く活動から遠のいておりました。何人かのメンバーは、集まって練習を行っていたようですが、私は仕事も忙しかったこともあり、参加はしていなかったのです。

ですが、「コロナの影響がだいぶ落ち着いてきたので、本格的に活動を再開するから出てきてほしい」と連絡をもらい、3月11日に練習に参加してきました。

懐かしい顔としばらくぶりに顔を合わせ、発声練習や柔軟運動を行っただけでしたが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

残念なことに、メインで活動していた方が体調不良で退団してしまったのです。

私が、その劇団に入団するキッカケもその方のお誘いがあったからでした。

常に団の中心となり、練習場所の確保や公演の準備に奔走されていた方でしたので、退団されてしまったことはとても寂しい次第です。

しかし、新しいメンバーも加わっていたし、これからは積極的に活動をしていくという事でしたので、私も活動に加わらせて頂く事にしました。

勿論、平日の昼間は管理人の仕事を続けながらの活動となります。

他のメンバーも、平日の昼間は別の仕事を持っている方がいます。

演劇で食べていくのは至難の業ですからね。

 

演劇をやるという事は、まず台本を覚えることから始まり、自分の与えられた役の人格や心理の変化などを考え、発する台詞の背景を想像することから始めなければなりません。

「何故、この台詞なんだろう」という事を考えないと、自然な台詞の言い回しが出来ないのです。

台詞を覚える事は誰でもできます。

ですが、自然に台詞を発する。台詞に併せた動きを作るには、その役になりきらなければできません。

自分の中に、別人格を作り上げて演じることが難しいのですがとても楽しいのです。

 

芝居は1度やったらやめられません。

先ほど書いたように、別の人格になりきる面白さと、ライトを浴びて演じる自分。

脳の中にアドレナリンがあふれ出すんだと思います。

確かに練習は辛いです。

年齢が上がるほど、台詞が覚えられなくなりますし、思うような演技が出来なくなって来ます。

演出は容赦なく演技に駄目出しをしてきますので、時には心が折れてしまう事もありました。

ですが、本番で拍手を貰うとすべてが喜びに変化してしまうのです。

よほどのミスが無ければ、互いに称え合い達成感を満喫します。

そして、次の公演に向けて練習に励むことが出来るのです。

平日の仕事でも、次の公演を考えると頑張ることが出来ます。

何かを仲間と共に達成させるという事は、想像以上の達成感を得ることが出来るのです。

 

次元は違いますが、今年の侍ジャパンのメンバーも、優勝という目標をメンバーと共有して、その目標に向かい、1人1人がやるべきことに全力を注いだ。だから、結果が優勝となったのではないでしょうか。

彼らは、その場所で自分を出し切る事により、実力以上の力を発揮し、その行動を見ていた我々も大きな感動を味わう事が出来た。

 

何かを成し遂げるとはそういうものではないでしょうか。

自分だけの私利私欲だけで行動すると、某党首と某元議員で逃亡者のような心理になってしまうのではと、明と暗がはっきり分かれた1週間のように思えました。

 

しばらくぶりに、愛犬を描きました。まだまだ、ペットロスから抜け出せません。