健康診断を受けてきた。

お早うございます。

 

今日は6月18日の日曜日。

時間は4時13分です。

 

6月も中旬となり、夏到来を感じるようになりました。

昨日は暑かったですね。気温も30℃を超えてきました。

 

13日の火曜日に健康診断を受けてきました。

有難いですね。企業に所属していると、無料で健康診断を受けることができるんです。

定年を迎え3年が過ぎましたが、お蔭様で今でも、準社員として働かせて頂いております。

現役の頃から、体力が続く限りは働こうと思っていました。

40代の頃は、ある企業の役員だったので定年は無いと思っていたのですが、契約解除によるリストラになるとは思ってもいませんでした。

そして、60歳になってコロナ禍で2度目のリストラになりました。

この時は、60歳を過ぎていたのと社会情勢が不透明になり、定年後の人間を雇用出来ない状況が理解できたので、やむを得ないと思いましたが、まだ30代で結婚したばかりの社員や、子供が小さい社員もリストラになり、次の就職を見つけなければならないという辛い状況も目の当たりにしました。

私の場合は先ほども書いたように、定年を過ぎた人間なので、やむを得ないと諦めも付きましたが、30代、40代の社員は辛かったのではないかと思われます。

 

いけませんね。話を戻しましょう。

私は運よく、ある上場企業の準社員としてマンションの管理員をやっています。

週6日の勤務で月曜から金曜までは、9時から5時までで土曜日は9時から12時までが勤務時間です。

時間だけを文字にすると、すごい働いているように思えてしまいますよね。

また、こんなに拘束時間が長いんじゃ、自分の時間が持てないのではないかとも思われてしまいますかね。

でも、全然大丈夫です。

確かに勤務時間は現役と同じですが、現役の頃は残業という無益な拘束時間がありました。

今でこそ、国が労働環境改善に力を入れ出したので、残業が削減されていますが、私の現役時代は11時(23時です)に会社にいるなんて日常茶飯でした。

それが今は5時には終業して、帰宅することが出来るんですから。

さらに、体を動かしている時間は拘束時間の半分程度ではないかと思います。

その体を動かしている時間も、館内の清掃作業ですので、重たい物を持つわけでもなく(モップを掛ける時は、水の入ったバケツを持ちますが、移動はエレベータですから問題ありません)、単に館内を散歩しているようなものです。

健康にはいいですよ。

夏場は、外仕事なので暑さとの戦いになります。管理室にはエアコンはありませんので、扇風機だけが頼りです。

さらに管理室は小さくて窓はエントランス側に小窓がある位なので風通しが悪く、管理用の機器が熱を持って熱くなるので、これだけは地獄ですね(冬は暖かくてストーブもいらないくらいです)。

 

また話が脱線しましたね。

話を元に戻すと、企業に所属して働いていると、無料で健康診断を受けることが出来るメリットがあるという事です。

定年後の心配事で多いのは、収入と健康管理ですよね。

働いていれば、この2つの悩みは解決ですよ。

収入額は現役の頃のように30万円とはなりませんが、手取りで16万円程度は確保できます。

さらに、健康保険や厚生年金なども加入しているので、家族の医療費や健康診断も無料になりますし、65歳からの老齢年金も上乗せされますので、本当に働けなくなる70代後半からの年金額もアップされます。

過日、テレビのニュースで30代の方が「私が定年になる頃は年金なんて貰えない」と言ってましたが、年金が貰えなくなることは無いと思いますよ。

100年後まで存続するかは解りませんが、今の年金に変わるような社会補償は何かしらあると思います。

年金が貰えなくなるということは無いと思います。確かに、現在の70代や80代の方々と同等の金額は補償されないかも知れませんが、例え月々10万円でも死ぬまで支給されるという事はとても有難いことです。

と言っても、現役で給料をもらう身からすれば、60歳過ぎの自分を想像することも難しい時代ですよね。

明日が見えないと言われれば、否定はできませんね。

さらに、人口減少や社会情勢の変化で、定年制度が廃止されるかも解らない。

という事は、生涯働き続けなければならないかも知れないという事態になるかもしれない。

そうなれば年金なんて貰えないという結論になる事も、良く理解できます。

つまり、今の60代以下の方々は将来の希望が持てない生活をしている訳ですよね。

それじゃ、日本という国が良くなる訳が無いですね。

結婚願望も無くなるでしょうし、ましてや出生数が増える訳がありませんよ。

そんなことは私にだって解りますよ。

働いても生活が楽になる訳ではないんですから。

でも、我々より上の年代の方は、こんな風に考えているかもしれません。

その方々は、自分を押し殺して会社に向かい、ただ単に自分の生活環境を良くしたいだけで夢中で働いた。

休みなんて考えられなかった。ただ、会社の繁栄が家庭の繁栄に繋がるのは理解出来た。

会社が儲かれば、給料が増えて家計も潤う。

だから、夢中で働く。

そして、定年後は老齢年金で悠々自適な生活を送ることが出来る。これが社会補償だ。

 

誰が悪い訳でもないんですよ。当時はそういう社会情勢だったんです。

そして、いまでも社会補償は続いていて、会社に勤めていれば定期的に健康診断を無料で受診出来、健康保険で医療費負担は3割で済むんです。

だから、私は働くんです。

今の私は、沢山の給料を稼ぐ必要性は無くなりました。

家のローンと日々の生活に困らない程度の収入があればいいんです。

65歳には老齢年金の支給が始まります。

年金支給が削られない程度の収入があれば十分なんです。

(この制度も不思議なんですけどね。何故、月額48万円(年金額も含めて)を超えると年金支給額が減額されるのでしょうか。この制度も、働く意欲を削ぐ制度ですよね。現在の物価指数からみて、48万円(総支給額です。手取りではありません)では、生活は盤石ではありませんよね。

確かに、どこかで年金支給額の線引きをしなければ、貧富の差が生じてしまうでしょう。

しかし、現役時代に一生懸命に働いて何の抵抗も出来ない制度で徴収された社会保険料が、自分の努力で掴んだ実力の為に削られるという制度は虚しさだけしか生まないのではないでしょうか。

特に中小企業で働いている方々は、大企業や公務員の方々のような高額な退職金は受け取れません。

大企業は、自助努力で企業を存続するために現役時代の時間と労力を提供して貢献した見返りとして高額な退職金が支給されるのですから理解できます。

しかし、公務員の退職金は納得できない方が多いのではないでしょうか。

この見方も、公務員の方から見れば「自分たちは公務で時間を費やしてきたのだから当たり前」という意見がでるのも理解できます。

しかし、支払われる原資は我々が納付した税金です。もちろん公務員の方も税金は支払っていることは理解していますし、全ての公務員の方が多額の退職金が支給されている訳ではないことも理解しています。

しかし、考えてください。

中小企業で腹たいて、退職金も支給されずに定年を迎え、生活を安定させたいと一生懸命に働こうと思っているのに、年金と給料の合計金額が48万円を超えると年金支給が減らされるという制度に素直に納得できるでしょうか。

定年後も働く意欲が湧くでしょうか。

それでいて、定年後の雇用を増やそうと企業に呼びかけている国の政策に矛盾は無いのでしょうか。

年金は年金、働いた分の給料は給料で形状し、その金額に対して、公平に税金を掛ければいいのではないでしょうか。

日本の税金制度は「累進課税」です。

働いて収入が増えれば税金が掛かります。

働かなくても収入があれば税金を掛ければいいのではないでしょうか。

そのほうが、ずっと合理的な考え方ですし、これからの時代にマッチしているのではないでしょうか。

また、話が反れてしまいました。

戻します。

で、健康診断を受けたのですが、受ける場所でこんなにも受診に掛かる時間が違うんだという事を体験しました。

現役の頃も健康診断は受けていました。

健康診断を専門に扱うクリニック(都内です。港区)で受診していたのですが、今回の検診内容と一緒なのに、以前は9時から始めて10時30分頃には終わってました。約1時間30分位です。

ところが今回は9時から始めて終わったのが12時30分でした。なんと3時間30分です。

以前のクリニックと今回のクリニックで対応は大きな違いはありません。

診断の順番も、それほど変わりません。

ですが、なぜか時間が掛かりました。

私なりに分析してみました(とっても暇だったので)。

まず、スタッフの方が、迅速に処理をしようという思いが弱いのかなと思いました。

都内だからなのか、私が受診したクリニックが特別なのか、スタッフの対応に無駄が無いのです。

例えば、受診者を待たせる場所も、診断を行う場所のそばの椅子に誘導するのです。

椅子の数も10脚ほどしか置いておらず、10脚が満席になると、受診者を空いている場所へ割り振っていました。

さらに、すぐそばで名前を呼びますから、受診者が呼ばれてすぐに診断室に入り、受診しますのでタイムロスがありません。

受診が終わるとカルテは受診者に渡され、次に何をすればいいかを指示されます。

例えば、「次は心電図を取りますので2階の心電図室の前で待っていてください」というように。

しかし、今回のクリニックは受診者を1か所に集め、椅子に座らせていました。カルテも渡されていませんし、次に何を受診するかも知らされていませんので、数名で来院した方々は、集まって座ってしまいおしゃべりを始めてしまいます。

そうなると、おしゃべりの声でスタッフが呼ぶ患者の名前が聞こえなくなり、さらにおしゃべりに夢中になってスタッフが名前を読んでいるのに聞こえないので無視をしてしまいます。このタイムロスは結構効いてきます。

診断時間はどこでも同じですが、患者をどのように誘導するかで、受診に掛かる時間がこんなに違うんだという事を、身を持って実感しました。

 

人間、暇だとこんな事を気にするんですね。

面白いですね。

 

検診の結果はまだ出ませんが、多分、問題は無いでしょう。

 

これも、働いているお蔭かなと思いました。

 

バラです。色鉛筆でも難しいですね。まだ、私の力量がバラを描くまでになっていませんでした。もっと、沢山描かなければ自分の納得のいくバラは描けませんね。